2018/06/14 仮想通貨の「マイニング」で摘発。開いたらアウトって広告とかもアウトですよね?
軽くですが筋肉痛です。
昨日就活で遠出していたとはいえこれは流石に。
病弱設定が復活しつつある気がします。
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マイニングによる摘発がいくつかあったそうです。
これだけ読むと、某漫画村みたいな悪質サイトの運営がてら収益を上げてたのかなーって思うかもしれません。
で、実際にそんな流れで家宅捜索を受けた方のブログが上の記事。
「広告が見苦しいからそのかわりにマイニングツールをテスト導入してみよう」って流れだったんですけど一定の収入になりそうになかったこと、「うちのサイトを開くとマイニングのためにちょっと(←重要)CPU借ります」って警告ポップを出す作業をする余裕がなかったことを理由にCoinhiveの利用を諦めたらしばらくのち警察から連絡があったとのこと。
引っかかった法律が不正指令電磁的記録 取得・保管罪というものらしいんですが、これはいわゆるウイルス、トロイの木馬とかそういうものにたいしての法律。
ユーザーにその意図に反する動作をさせるべき不正な指令を与えるものがアウトという法律です。
不正な指令という部分のアバウトさでしょっぴかれている、というのが問題点で、解釈をガバガバにすると「ページを開いたら動作するスクリプトがあればアウト」ってことにすらなるわけですよ。
マイニングはページ内のうざったい広告の代わりになる技術として広まり始めています。
CPUを借りること、しかも設定の段階でCPUへの負担を決めることができるので調整がいくらでも効くものなんですよね。
まぁ新しい技術なので良いか悪いかハッキリできないというのはありますがいくらなんでも警察沙汰はやり過ぎです。
ブログ記事読む感じ警察側の理解度も怪しいですしね。
で、その流れでできたのがこれ。
記事内URLを踏むとマイニングも何もされず、ただCPUに負荷を与えます。
この件に関して高木浩光さんという方がマイニングのどこがアウト?なのかという記事を書いており、そこでお話に出てきたツールになります。
高木浩光@自宅の日記 - 懸念されていた濫用がついに始まった刑法19章の2「不正指令電磁的記録に関する罪」
ちょっと長いですけどわかりやすい文章です。
極端な方の受け取り方をすればこれもアウトになるよな?ってながれ。
いやぁ、ほんとにひどい限りですよこれ。