2018/04/06 FGO第2部 第1章「Lostbelt No.1 永久凍土帝国 アナスタシア 獣国の皇女」感想(3083文字)

泊まり込みのやることを終えて昼過ぎに帰ってきました。

疲れで眠ってしまいましたがその後に楽しみだったFGO第2部 第1章「Lostbelt No.1 永久凍土帝国 アナスタシア 獣国の皇女」をやりきりました。

以下ネタバレ込みの感想です。

 

 

・圧倒的不利状況からのスタート

年末に命からがらカルデアを脱出したぐだ子一行。

カルデアスタッフは半分以下、頼みのサーヴァントは退去済み、マシュは戦闘が困難という今までよりも大変な局面なのにいろいろなものが無いところからのスタート。

「えぇ…大丈夫なの?食料すら怪しいんじゃ?」という一回は世界救ったはずの器なのにそれはやっぱり周りからのバックアップあってのものなんだよなーっていうのを痛感しながらの開幕でした。

というか基本的に1部のレイシフト前は特異点発見はたしかに唐突でしたが、レイシフト自体は例外を除いてぐだ子にある程度食料やらの準備はしていましたからそのへん今回は事情が違いますよね。

ダヴィンチちゃんがシャドウ・ボーダーの準備をしてくれてはいましたが、あくまで非常事態になったときのためですし、秘密裏での準備ですから限界があります。それに多分ですがこれ以外にも使用はしていない対策を準備していたと考えるのが自然な気がします。

その割にはボーダーが便利過ぎる戦車になっている気もしなくはないけど

1部までと大きく違うのはぐだ子以外のメンバーが直接介入できるというのは新鮮でした。

ミスタームニエルが同じ生身の人間としてぐだ子を作戦中に直接の会話で心配してくれたり、終盤の皇帝の攻撃を防ぐためにマシュを届けてくれたり。

これからどうなるかわかりませんが回収したカドック君がアシストしてくれる…なんて展開もあるかもしれない。

 

 

・カドック君とアナスタシアちゃん

キャラデザが東京喰種みたいなマスターと我が愛しきカルデアをぶっ潰したサーヴァントというのが私の年末での印象でしたが今回のシナリオ、めちゃくちゃ可愛いカップル組み合わせでしたね。

7人のAチームの中でもとびきりの劣等感を抱えており、それをなんとか挽回できると思っていたのに人理修復をぐだ子に横取りされてしまったがゆえに対抗心を燃やし、ロシアのロストベルトを担当するカドック君。

うじうじというか、ネガティブな発言が目立つ割には自分のできることを模索し、事態をなんとかしてぐだ子陣営に何が何でも勝つんだというスタンスがすごい好みでした。

Fateシリーズはサラッといろんな魔術師が出てきていますが、基本的に優秀な魔術師であることが多いので凡人寄りのカドック君がしんどそうに準備しているのを見るのは「うんうん、たまにいるよな。自分とは次元が違うってレベルでサラッと難しいこと終わらせちゃうやつ。」ってうなずいていました。

カドックの家は200年くらいの魔術師の家系らしいので、どうしても周りとの差は大きいゆえにそういう優秀な人間を目の当たりにする機会は多かったんでしょう。

そんなカドック君のサーヴァントであるアナスタシア姫は、カドック君の卑屈さにやれやれ顔といった感じでしたが、それでも任されたこの地で何が何でも目的を果たそうとするその姿勢は好んでいたように見えました。

それにアナスタシア自身も自分が強くはなく、どちらかと言うと力なきサーヴァントという意識があるように感じたのでその辺カドック君に共感していたのかもしれない。アナスタシア、抵抗することすらろくにできずに殺されちゃったわけだしね。

カドック君とアナスタシアのイチャイチャフェイズめっちゃ良かった…。

ウジウジ気味のカドック君がぐだ子を出し抜くために立てた作戦で勝負に出る、というのもとっても良かった。

人理修復を成し遂げているぐだ子を軽視するわけでもなく、かといって自分が下であると卑下するわけでもなく抗うカドック君は格好良かった。

そのせいで寝不足で目の下真っ黒なのに皇女に振り回されてるのほんと好き。

 

・現地合流サーヴァント

別にそんなことを告知されていたわけではないのですが、勝手に第二部は新サーヴァントのみで繰り広げられると思っていたのでベオウルフさんやビリーくんがやってきたのは感動しました。

新サーヴァントが悪いというわけではないのですが、人理修復の旅で闘ってくれていたビリーくんが再びこの地でも一緒に行動してくれたのは安心感が違いました。

カルデアにいたビリーくんでもアメリカで闘ってくれていたビリーくんでもありませんが嬉しかったですね。

そんなビリーくんが最終決戦を前にダヴィンチちゃんに愛銃を改造してもらい、立ち絵が変化する流れは熱かった。

これまでのぐだ子陣営は超スペックのサーヴァントたちをぐだ子が気持ちの良い指揮を

執って気持ちの面で支える、といった展開が常で、技術的な介入というのは無かったように思います。

ましてやビリーくんの愛銃自体に手を施すというのはいろんな派生作品のでてきたFate全体で見てもレアな展開な気がします。

これも天才ダヴィンチちゃんの手腕ですね。

「量産型にもわずかだが個体による差異があり、君の銃はとびきりの一品だ。けれどもそれは所詮大量生産された中の1つでありそれまでの品だ。故に私が手を加えよう」

1部までのダヴィンチちゃんと違い戦闘面で参加するという事ができない新生ダヴィンチちゃんなりの戦闘への参加ってことなのかもしれない。そう考えると味方を支援するキャスターって感じがします。

 

・マシュの覚醒

ギャラハッドわがままマンかよ!って印象が残るお話でしたが、円卓メンバーだからね、しょーがないね。

基本的に物語を熱くさせるための演出というと必殺技のように攻撃手段を首都することが多いですが、FGOではマシュの盾がその役割を担っています。

わかってはいるんですけどねー。マシュが絶体絶命のピンチをその盾で弾き返すという演出は防御という本来中々扱われないものですが手をぐっと握る良い演出です。

ぐだ子とマシュは決して秀でた人物ではないけれども、人理を、カルデアを守りたいんだという意志だけは強いということを如実に表していると思います。

ギャラハッドの力ではなく、1部で紡いできた物語を生きてきたマシュ自身の力で切り開いていく未来。んー、楽しみです。

 

・残されたいろいろ

とりあえず第2部第1章が終わったわけですが、実はわかったことって少ないんですよね。とりあえずAチームメンバーがそれぞれの外れ、剪定された世界線である剪定事象の世界で空想樹を植え、他Aチームメンバーのロストベルトと覇を競うということくらい?

Aチームメンバーを動かす黒幕よくわからないですし、コヤンスカヤや言峰綺礼なども謎ですし、空想樹が起動し始めるとどうなるかは1章では見れなかったし、なにやら新しい令呪もあるみたいだし…といろいろと伏線は残っています。

その辺どうなっていくことやら。

あとこれ1部みたいに最終的な時間のリミットがないので2章配信がいつになるか全くわからないんですよね。

1部は2016年の年末に最終決戦というのはわかっていたのでそれに合わせてメインシナリオが進んでいきましたが、2部はそういうのが無いのでやろうとすれば次はまた1年後!みたいなこともやろうと思えば出来るわけで。

楽しいシナリオと演出だったし、こういうものに時間がかかってしまうのは仕方がないことなので待ちますけど、年末からまるっと3ヶ月投げられっぱだったのはなぁーってい気持ちもあるのでなんとかして欲しいところです。

 

ということで以上です。

久々のFGOシナリオだったのでガッツリ書きました。